卓球ライフサポーターOKPのブログ

卓球通じて自分の自己啓発になるような内容をお話ししています

ひとりの少年の奇跡

おはようございます!

 

おかぴーです!

 

今日のテーマは、

「ひとりの少年の奇跡」

についてお話ししたいと思います。

 

昨日、とある中学校へ講習会行った時のお話です。

 

 

キッカケは少年の一声

 

今回講習会を行えたのは、ひとりの少年の一声からでした。

 

たまたま、とある施設で卓球をしていたら、

僕の動画を見てくれている少年と出会いました。

 

その少年は後日先生に、

「おかぴー講習会やりたい」

と言ったそうです。

 

その一声から、先生や父兄の方より依頼を受けて、

講習会を開催することになりました。

 

この開催によって、参加したひとりの少年が激変しました。

 

 

講習会の趣旨

 

僕の講習会は、

「自分をみる、きく、はなす」

をテーマに、自分を知ってもらう、感じてもらう

「内観」を重視しています。

 

それはなぜかと言うと、

卓球している自分は人間であり、人であるため、

「自分という人間とは?」

「人とはどうあるべきか?」

を知ることで、

卓球はもちろん、今後の人生においても大切なことに気付いてもらい、

自発的行動が取れるようになった方が良いと思っているからです。

 

 

講習会の内容

 

「内観」するにあたって、

笑顔のパワーや、バランスボード、ヒモトレを用い、

呼吸や身体の可動域、身体のキレを感じてもらいます。

 

今回は先ずバランスボード等を体験してもらいました。

バランスを取らないと乗れないのではなく、ただただ自然に真っ直ぐ立つ。

ただただ乗っているだけなのに心地いい感じがする。

一本歯の下駄、見た目より簡単に乗れる。

等々、皆でワイワイ取り組みました。

 

そして、ヒモトレを用いて「呼吸」を知る。

当たり前に呼吸しているので見向きもしなかったのですが、

「呼吸は全身運動」

を体験してもらい、普段の姿勢をどうしたらいいのか?

どう確認すればいいのか?を体験してもらいました。

 

次に笑顔のパワー

「笑顔で打つ」「嫌な顔して打つ」

その差を感じることで、普段のあり様を振り返ってもらいました。

 

いつもの自分とゆっくり丁寧に向き合うことによって、

普段気にもしないことに気付くようになり、

「もしかしたらできるんじゃないか?」

「ちょっとやってみよう!」

等々、各自それぞれ自発的行動が取れるようになっていきました。

 

 

ひとりの少年の奇跡

 

そして卓球の講習へ。

 

講習する前に、ひとりの少年が質問に来ました。

その時のやりとりは、

 

少年「ツッツキに対するドライブができないのでどうしたらいいですか?」

おかぴー「じゃ、それをテーマに講習するね。皆の前でお手本やってみない?」

少年「え!嫌です!皆の前は嫌です!恥ずかしい…。」

おかぴー「だよね〜!恥ずかしいよね〜!失敗して恥かきたくないよね〜!わかるよ〜!」

「でもね、それって誰が評価したの?周りの皆が評価したの?」

「やる前に自分自身が自分自身を悪いと評価しただけじゃないかな?」

「それに、できないことができる様に伝えるから大丈夫やって。」

「絶対にできるようになるから。絶対できるから。できるようにしか教えんし。」

そう言うと、

少年「僕やってみます!」

少年がいつもの自分のエリアから一歩踏み出した瞬間でした。

 

まずはビフォーの確認。

ツッツキを送るとドライブは見事にスコ落ちしました。

でも、物理的ドライブを伝えてチャレンジしてもらったら入った!入っちゃった!!

本人もビックリ!

さらに、ブチ切り下回転も力を入れずスパッとドライブできちゃった!

これには周りもビックリ!

 

「イエーイ!できた!」

 

皆パチパチと拍手喝采でした。

 

その後、各自練習へ。

その子は今の感覚を忘れないように黙々と取り組んでいました。

 

おまけに講習会後のあいさつで、

無茶振り指名して挨拶を促すと、

「はい!」

と元気よく前へ出てきて、

「何言えばいいですか?」

と聞いてきました。

おかぴーは、

「なんでもいいよ!」

と返すと皆に向かって、

 

「お疲れ様でした!」

 

と元気よく挨拶できました!

 

「僕、自信つきました。」

 

そう言ってくれて、めちゃくちゃ嬉しくなりました。

講習会やって良かったなと心底思いました。

 

この少年の今後に期待です。

 

 

まとめ

 

たった一声から始まった講習会。

その講習会で自分の扉を見つけて開けてることもできてしまいました。

 

たぶん、卓球だけの内容の講習会であれば、

恥ずかしいだけで積極的にチャレンジすることはなかったように思います。

 

先に「内観」をする事で、

自分自身と向き合った結果、

自然に「じりつ」しだしたんだと思います。

 

強制ではなく、強制的に気付かせるわけでもなく、

自然に気付くこと、気付いてもらうことが大事だと改めて思いました。

 

僕も良い気づきを得ることができました。

 

ほんの一歩、ほんの少しの一言で、大きな力が生まれました。

 

講習会を提案してくれてありがとう!君はスゴイ!

講習会の宣伝やお世話ありがとうございました。

先生やコーチの方々も受け入れてくれてありがとうございました。

生徒皆、楽しんでくれて良かったです。

ありがとう!

 

 

今回のテーマは以上です。

今日も良い一日をお過ごしください。