「聞く」「話す」は「読む」より難しい
おはようございます!
おかぴーです!
今日のテーマは、
「聞く、話すは、読むより難しい」
についてお話ししようと思います。
と言いつつ、読むことも結構難しいのですが…。
話すことも自分の知識の範囲内でしか言えないので難しいです。
そんな中、今回は「聞く」に目を向けてみようと思います。
最後まで読むことで、
相手の言いたいことの本質を引き出せるようになり、
それに対しての話すになるので信頼関係も築き上げれるようになります。
相手の言いたいことを聞く
人と親しくなるためには、
まず相手の話を聞くことが大事です。
聞き出した内容の中に言いたいことの本質は隠れています。
例えば、僕がよく言われる会話の中で、(相手をAさん、僕をOとします)
A:すごいフットワークですね!
O:ありがとうございます!
A:なにかトレーニングでもされているんですか?
O:とくに何もトレーニングしていないんですけど週一、二回の練習だけですね!
A:そうなんですね!どこで練習してるんですか?
O:瑞穂市卓球クラブです。強い社会人や学生さんがたくさん集まるんです。
A:そうなんですね!僕も練習に参加させてもらえませんか?
こんなやりとりがあったとします。
Oは興味深いことを言っているのに、Aさんは「そうなんですね」とそれをスルーして別の質問に移ってしまっています。
するとOは本質を言いたいのに言えずモヤモヤが残ります。
Aさんは相手の返答をよく聞いて、
「今その話をしたいんだな」と思ったら、そこを掘り下げた方が良かったかもしれません。
例えば、
「トレーニングしていないのに動けるんですか?」
「なんで強い人が集まるんですか?」
等々、自分が聞きたいことを聞くのではなくて、
相手が話したいことを聞く。
相手の話に集中することで、そこで感じた疑問を素直にぶつければ良いと思います。
この例え話ですが、
「僕の話を聞いてくれ!」と言っているわけではなく、
良い例えとして話しているだけですので悪しからず。
相手のスイッチを探す
質問に気軽に答えていたとしても、
話し手は「本当は違う話がしたい」と思っていることがあります。
このスイッチを探してあげるとより本質に迫ることができます。
これまた僕の話を例にすると、
O:最近お掃除のお仕事してまして
A:どこをお掃除するのですか?
O:お家の中ならどこでもやりますよ!
絶対に綺麗になるので最高に楽しいです!
A:お掃除の仕事って楽しんですか?
O:お客さんがすごく喜んでくれることが嬉しいんですよ!
A:そうなんですね。きっとお掃除のお値段も高いんでしょうねぇ
こんなやりとりがあったとします。
スイッチの目印は感情が動いたかどうかです。
「楽しい」「嬉しい」等の感情を表す言葉や、
「最高」「すごく」等の強調表現に注目すると良いでしょう。
いま感情が動いたな!と感じたら、
「そうなんですか」と流さずに、もう一歩踏み込んで聞いてみましょう。
「どうやったら楽しく感じるのですか?」
「お値段以上に喜んでくれるんですね!」
相手は喜んで話してくれるはずです。
「悔しい」「残念」等の否定的な表現もスイッチの元です。
「どう悔しかったの?」と聞いてあげると、より本質がわかるようになってきます。
「聞く」を指導に使う
指導とは、気づかせることが大切だと思います。
強い口調で言うだけ言って気付かせる方法もあるっちゃありますが、
これは一番簡単な方法で、無能な指導者が使う手法です。
一方的に物事言うだけでは何も気付くことはありません。
気付くとすれば、指導者のご機嫌なだけであって、
その場から離れればその指導法は意味のないことになってしまいます。
伝える側だからこそ、
まずは聞くことに徹し、
受け手側の気持ちを聞き出し、見つけることで、
心に響くアドバイスができるようになると思います。
そこに信頼関係が生まれ、
厳しい練習にもお互い納得し合って向かって行けれるようになれば、
良い結果が出てくる可能性も高くなります。
これは学校でも会社でもスポーツの世界でも全てに当てはまると思います。
「聞く」こと、少し意識してみませんか?
今回のテーマは以上です。
今日も良い一日をお過ごしください。