卓球ライフサポーターOKPのブログ

卓球通じて自分の自己啓発になるような内容をお話ししています

ゆっくり丁寧に自分と向き合うことで見えてくること

おはようございます!

 

おかぴーです!

 

今日のテーマは、

「ゆっくり丁寧に自分と向き合うことで見えてくること」

についてお話ししようと思います。

 

 

直接的指導を受けた結果

 

プチ即席レッスンでのこと。

その方は、こう打ちなさいと言われ取り組んでいるようです。

その考え方は間違ってはいないものの、

本人的にはこれで合っているのか確認してほしいとの要望でした。

 

入るときは球も走っているし問題はないのですが、

少し威力を出そうとすると力み出し、

途端に角ったり、カス当たりする感じでした。

 

僕が見た限りでは、脇の下のあたりに緊張が見受けられたので聞いてみました。

「脇の下当たりに力みはありませんか?」

の問いに、

「脇の下当たりに力をいれるのですか?」

と逆質問受けました。

「いえいえ、力んでいるかを気にしてみるだけですよ。」

と補足してみましたが、

「見るってどう見るのですか?」

と、またまた逆質問がきました。

 

直接的指導を受けた結果、

ただの形にこだわり、自分の身体のことを後回しにしている感じでした。

 

 

ゆっくり丁寧に動作すると見えてくること

 

「それでは、ゆっくり丁寧にスイングしてみましょう。」

普通の3分の1くらいのスピードで素振りしてもらいました。

 

「どこか過度に力入っているところありますか?」

との問いに、

「とくにないです。」

との答えが返ってきました。

 

みてみると、先ほど気になった脇の下の力もなく、

全身がスムーズに動いているように見えました。

 

球はゆっくりですが、

安定したスピードで、

安定した回転で、

連続して打つことができました。

 

「今どんな感じですか?」

と、ザックリした問いに、

「力みなく安定して打ててます。」

と返事が返ってきました。

 

ゆっくり丁寧に動作することで、

全身同圧の感じなんだと少し感じたようでした。

 

 

次は急ぐ

 

「それでは、威力出るように打ってみましょう。」

そう伝え強く打ってもらいました。

ミスが出てしまいました。

 

「今身体の力は入っていますか?」

の問いに、

「全身力が入りました。特に利き腕が。」

と回答が返ってきました。

「それは全身じゃなく部分的負荷です。」

そう補足して説明しました。

 

この方は、威力=腕の力と解釈していることがわかりました。

 

 

力みが発生するその時を見つける

 

力みを感じたので、またゆっくり丁寧に打ってもらいました。

そして、

「今、部分的な力み具合はありますか?」

の問いに、

「全然ないです。全身で打ててる感じがします。」

と答えてくれました。

 

僕からみても全身同圧で心地良く打ててると感じました。

 

「そうしたら、徐々にアクセルを踏むかのように、球の威力をあげていきましょう。」

こうして、自分の力み加減に目を向けながら少しずつ威力を出してもらいました。

 

すると、力んだ時と同じくらいの威力が出ているにもかかわらず、

身体の部分的な力みは感じなくなってきました。

 

ただ、それ以上を求めた時、やはり力みが見え隠れする感じでしたが、

明らかに楽に早く強く打てる感じになりました。

 

 

あとは練習するだけ

 

この感じがわかれば、あとは練習するだけです。

しかし、こう言われました。

「ゆっくりをずっと長く続けるなんてできない。」

クラブにいくとこんな練習はしていないので、

できないと思うことは理解できます。

 

しかし、クラブで練習するだけが練習ではないです。

普段の生活から、

ゆっくり丁寧に自分と向き合うことが、

卓球上達する上でもっとも大切なことなんだと思います。

普段の生活から、何かしら力みが発生していることは間違いないです。

そこに気付けるか?気付こうとするのか?

その思考が大事だと思います。

 

 

まとめ

 

プチ即席レッスンは、

時間切れのため中途半端に終わりましたが、

少しでもゆっくり丁寧に自分と向き合うことが、

自分の変わりたいと思う気持ちを後押しして行動に移してくれるキッカケになると思います。

 

「やりたい気持ちはあるのですが、やれないです。」

 

これは最初からやろうとしていない人の返事です。

もし、こう返事をする人にアドバイスするならば、

ひたすらゆっくり丁寧に動作を繰り返して、

自分と向き合ってもらった方が遠回りのようで近道になるでしょう。

 

 

今回のテーマは以上です。

 

僕のレッスンでは、

今回のテーマのように、

課題に対してゆっくり丁寧に自分を見つめながら少しずつ発見してもらうことを主としています。

自分では気付かなかったことが、自分で気付けるようにアプローチしていきます。

 

もしビビッと来た方は、お気軽にコメント欄からお問い合わせください。

(おかげさまで、先日1名ご予約いただきました。精一杯頑張ります。)

 

今日も良い一日をお過ごしください。