卓球ライフサポーターOKPのブログ

卓球通じて自分の自己啓発になるような内容をお話ししています

【卒業】成長を感じた3年間

おはようございます!

おかぴーです!

 

昨日、長男はたくさんの方々に支えられながら高校を卒業しました。

本当にあっという間の3年間でした。

皆さまありがとうございました。

 

今日は、子の高校生活で感じたことを少し振り返ってみたいと思います。

 

 

進路を決めた理由

 

高校を決めたのは、僕がその道筋を作ってしまったからだと思っています。

「卓球も学業も学校でトップを狙いやすいので大手企業へ就職ができる」

そんなことを言ってその気にさせてしまった。

 

本当は違う高校を希望していたのだと思う。

 

でもその時はまだまだ実力がなく、そこへ進学したとしても活躍できずに埋もれてしまい、

進学も就職も中途半端な結果になるだろうと勝手に判断してしまった。

そう、僕が勝手に子の人生ストーリーを思い描いてしまった。

その時点で僕は卓球で勝つことを諦めていた。

 

 

どこにそんなパワーがあったのか?

 

もう一度言う。

僕は卓球を諦めていた。期待していなかった。そこそこで良いと思っていた。

でも子はそうではなかった。

 

ちょうどこの頃からか、僕は心身共に異常が出てきて自分自身に変化が必要な時だった。

変化を求めるべく、今までの行いを見直そうといろいろ勉強し始めた。

その中で一番のパワーワード古武術」と言うのに出会った。

 

古武術」のワードからたくさんの先生方に出会い、

今までの自分とこれからの自分は、

”今の自分“が決めるんだと理解し始めた。

その“今の自分”をどう置くのか?で過去も未来も全て決まる。

僕はこの感覚を、子と、子の高校へ伝え始めた。

 

これは僕の感覚の話だが、

子は僕が伝えたことを一度全てを受け入れ、必要だと感じたことは全て取り入れていったと思う。

その後、どんどん強くなっていき、

国体代表、インハイ二冠、全日本出場等々、チームのエースとして皆を引っ張る存在になり、

僕の想像を遥か超えるくらいの成績を出していった。

 

 

自分を知って自分に戻れ

 

僕は時間さえあれば高校へお邪魔していろいろと伝えた。

その伝えた全ての本質は、

「自分を知って、自分に戻る」

ただただこれだけだったのかなと思う。

 

そう一番感じたのは二年生の時のインハイ予選。

僕が応援で大声張り上げて言っていたワードは、

「気を下ろせ」

だった。

 

その時に子を見て思った。

「激流の中でも慌てることなく冷静にその時を判断し行動できている」

これは、

「いつでもどこでも何があっても自分は自分であると言うこと」

この時に味わった緊張感と言うのは、今までとは全く異なる緊張感だった。

 

その緊張感とはなんと表現したら良いのかわからないが、

”安心感のある緊張感“

とでも言うのかな?

不安もなければ期待もない、

激流の中でポツンと安定している感じがした。

 

試合を応援している中でとてもとても人生で大切なことを教えてもらった。

 

 

流されやすい性格なのか?

 

先生も本人も言っているが、流されやすい性格らしい。

流されやすいと聞くと、

「人の意見に振り回されて、自分の意見として行動できない状態」

だと悪く受け止められやすいのだが、

先ほどお話したが、子は一度全てを受け入れて、必要なことは全て取り入れている。

と言うことは、

「一度スッと流れに身を任せて、その流れを見極め自分自身をコントロールできている状態」

なんじゃないかな?と思う。

 

そう、「身を任せる」と言う意味では「流されやすい」と言う表現も悪くはないだろう。

そこにもしテクニック等があれば、ジタバタ踠いて溺れるであろう。

ただただ素直に受け止めることで激流の中でも生き延びていくだろうと思う。

 

 

手の掴み所がない

 

昨日先生が慰労会でそれぞれの生徒に対して言葉を述べていたとき、

長男のことを

「手の掴み所がない」

と、こう表現してくれた。

聞いた時はなんのことかサッパリわからなかったけれど、

今このブログを書いてて理解した。

 

子は抵抗がなくツルツルしているんだと。

 

流されやすい性格と言ったが、ツルツルして流れやすい、抵抗がない、

その時に合った形、状態になっていけるんだと。

これは見せかけだけのテクニックではなく、人格なんだと思った。

 

もし子に理不尽なことを投げかけてもツルッと滑っていきそうだ。

もし子が投げかけてきた言葉は、ベタっとこっちにくっ付きそうだ。

いやこれは、そうだ!ではなく、間違いなくくっ付く。

 

子から卒業最後にもらった言葉の中には「感謝」がたくさん詰まっていた。

そして“今”感じている「願い」もあった。

この言葉はベタっと張り付いて離れないと言うか、離してはいけないことである。

 

 

成長の連続体

 

昨日のテーマの「成長の連続体」

正しくこの高校生活で感じたことの一つだと思う。

 

入学したての頃は『依存状態』

まだまだ親の力を借りないとなにもできない状態

 

卒業した今は『自立状態』

自分が考え、自分で始めた、自分で責任をとる状態

 

これからは『相互依存状態』

大学や社会と言う組織の中に入り、共に協力し合い認め合う状態に突入していくであろう。

 

まだまだ『自立状態』を形成していると思うが、これができていないと次に進んでも失敗する。

 

「自分はこうあるべき!」

と今の自分を否定せず、

「自分はこうでありたいと思うけど、今の自分さんどう思う?」

と自分に問い、自分で解いて、どんどん人生を歩んでいければ、自然に自分の成功へと進んでいけると思った。

 

 

最高の思い出と言う財産

 

思い出に順位などないのですが、あえて言うならば、

僕の中で、子の高校生活で一番の思い出とは、

高校選抜東海予選の敗者復活戦決定戦です。

 

結果からするとあと一本が取れず全国切符を逃してしまったのですが、

自然に他の高校の生徒皆が一緒になって応援し合って、

『チーム岐阜』

になったことが一番の思い出で財産だと思う。

 

皆で感動を分かち合うことができました。

本当にありがとう!🥺

思い出すだけで涙が出てくる。😂

 

この感動は創り出すものではない。

自然に湧き起こることだ。

でもまたこの感動を味わいたい。

 

そのためにはやっぱり、

自分を知り、自分に戻る。

自分はどうありたいのか?

自分との対話ができるかが大切のように思います。

 

 

まとめ

 

この3年間、子から多くのことを学ばせてもらった。

多分、長男はどこの高校へ行っても同じように自分を出して言ったと思う。

結果は違ったかもしれないけど、自分を発揮したと思う。

そこに疑う余地はない。

 

子は僕のメンター。尊敬できる存在である。

まだまだ多くのことを学なばせてもらうように、

信じて、見守っていこう。

 

 

今日のお話はこの辺で。

皆さま良い一日をお過ごしください。